昔の三線は絹の糸を使っていましたが、現在の沖縄三線はナイロン弦を使用していることがほとんどです。
本土の三味線や奄美地方の三線は絹糸弦を使っています。爪やバチで弾くものですから、消耗品です。交換用にいくつかスペアを持っておくことをおすすめします。
弦は、太いほうから男弦(ウーヅル)、中弦(ナカヅル)、女弦(ミーヅル)に使用します。また、弦の号数によって音の響きが違ってきます。2号弦が一般的に使用されています。胴や棹の響きのバランスによって号数を変える場合もあります。1号から0.5単位であり、太いほうが低い音が出ます。ここで音に個性を出すことも可能です。
弦の交換の際は、最初にしっかり伸ばしておかなければすぐにカラクイの戻りが生じてしまうので注意しましょう。
当店では通常の3本セットはじめ、各弦一本ずつの販売もしております。