ウマ(ンマ) … 駒

ウマは胴の部分に立て、弦を持ち上げるものです。方言では「ンマ」と言います。これがなければ、弦が弾けませんので、三線の中でも重要な役割を果たしています。
竹製のものが主流ですが、プラスチックや黒檀のものもあります。弦に触れる部分ですので、ウマの素材や厚さ高さによって音がかわってきます。
ウマの高さは、お買い上げ時には通常、約15mmとなっておりますが、高さによって音が変化しますので、ご自分で調節することが可能です。色々と高さを調節して自分にぴったりなウマの高さを探してみるのもよいでしょう。また、竹製のものですと欠けやすいので、いざというときのためにスペアをいくつかと、プラスチック製のものも一つは持っておくことをおすすめします。
三線を片付ける時にはウマを倒します。弦の間に倒したウマを挟んでおかれる方もいますが、弦を痛める原因にもなりますので、はずしてしまって胴巻(ティーガー)の結び目部分にはさんでおくのがよいでしょう。

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