三線をこれからはじめようという方は、どういった三線を買うのがいいのかと迷うこともあるかと思います。指導者に相談して選んでもらうのが一番よいのですが、独学で学ぼうという方は何から判断すればいいか困りますよね。三線をお買い上げいただく際にポイントとなる点を、簡単にまとめてみましょう。
当店で扱っている三線は、次の四種類になります。
・本張り三線
・二重張り三線
・人工皮三線
・ワラバー三線(ミニ三線)・ウッド三線など
本張り・二重張り・人工皮の違いは、胴に張られた素材の違いです。棹の材質にもよりますが、音色に直接影響するのは、胴の素材や張り方だとも言われています。二重張りや人工皮でも、張り方によっては本張りに勝るとも劣らないものがありますが、圧倒的に音色がよいのは本張りです。 当店では八重山で好まれる「強めに張った胴」の三線を扱っておりますので、八重山民謡をこれからはじめたいという方にはおすすめです。
それぞれの胴の素材の特徴は次のようになります。
本張り | ◎音色がよい ◎見た目がよい △破れやすい △高い |
二重張り | ○見た目がよい ◎破れない |
人工皮 | ○オリジナルな柄でアピールできる ◎破れない ◎安い |
三線のお値段は棹、胴の材質・張りの強さ、塗り、音色など総合的な評価で設定させていただいています。 棹や胴についての詳細は、部位説明のページを参考にしてください。
選ぶポイントはズバリ!どういった場面で三線を使うかによります。 三線を選ぶ際に、当店でアドバイスさせていただいているのは次のような点です。
三線の使用場面 | オススメの三線 | 値段 |
楽器の経験があり、音色にはこだわる | 本張り三線 | 高い |
本物が欲しい! | 本張り三線 | ↑ |
ずっと三線を続けたい!研究所に入門したり、指導者につく予定だ | 本張り三線 | |
人前で三線の腕を披露する予定だ | 本張り三線 | |
二重張り三線 | ||
破れない三線が欲しいが、本物感のあるものが欲しい | 二重張り三線 | |
三線に触れてみたいが、どれくらい長く続けられるかはわからない | 二重張り三線 | |
人工皮三線 | ||
オリジナリティの高い三線を持ちたい! | 人工皮三線 | ↓ |
屋外などで演奏するかもしれない、雨にぬれることがあるかも | 人工皮三線 | 安い |
ご来店いただいたお客様には、実際に音を聴き比べていただいております。比べていただくと、やはり音色のよい本張り三線を選ばれる方が多くいらっしゃいます。
また、本張り三線をお持ちで、二本目の三線を探していらっしゃる方は二重張り、人工皮を選ばれるようです。逆に、二重張りや人工皮では飽き足らなくなったお客様は、本張り三線を選ばれます。お客様の状況によって、何が一番ぴったりかは異なります。
三線ショップ島風では、お客様ひとりひとりのご要望にお応えできるよう、様々な種類の三線をご用意しております。あなたにぴったりの三線が見つかりますように!お悩みの際はお問い合せフォームもしくはお電話(0980-88-6634)まで何でもお気軽にご相談ください。
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