楽器演奏でもスポーツでもフォームは大切です。正しい姿勢だと、肩の力も適度に抜けて疲れにくく、自然といい演奏がでるようになります。しかし最初から無理は禁物です。ゆったりリラックスした姿勢でのぞみましょう。違和感を覚える部分や、鏡の前で確認しながら、少しずつ修正していきましょう。三線に慣れてくると、フォームもだんだんと落ち着いてきますよ。
正しいかまえ方
三線は、ギターと同じように左手で弦を押さえ、右手で弦を弾く楽器です。逆にかまえる人もいましたが、最近はあまり見かけなくなりました。逆に持つと他の人と並んだときにぶつかったりします。できるだけ左手で弦を押さえて弾く、オーソドックスなかまえにしたほうがよいでしょう。のちのち人とセッションする機会などが出てくるかもしれません。初めての時に、正しいかまえを身につけることをおすすめします。
1.三線の胴を右ひざの上に置き、天が自分の左側になるように持ちます。
ポイント1 背中を丸めない
ポイント2 三線が正面を向くこと
ポイント3 天が高すぎず、低すぎずの位置で持つこと
(天の上端ラインが自分のアゴあたりにくるのがよいともいわれます)
2.右腕を胴の上に置きます。腕と足で三線の胴を固定し、安定して弾ける位置を探しましょう。
3.ツメを持った手が、胴の上から3分の1あたりにくるように位置を調整しましょう。人によって手の大きさは違いますので、自分で弾きやすい位置を探しながら決めます。右腕と右ひざで三線が固定されるように気をつけましょう。
4.慣れないうちは、弦を弾くことに集中してしまい、三線の胴の面が上を向きすぎてしまうことがあるので気をつけましょう。
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